介護職員等処遇改善加算に向けた取り組み
2026年4月1日
1. 処遇改善に関する具体的な取組内容(入職促進~資質向上)
〇入職促進に向けた取り組み
項目の内容
・法人や事業所の経営理念やケア方針
・人材育成方針、その実現のための施策
・仕組みなどの明確化
・他産業からの転職者、主婦層、中高年齢者等、経験者・有資格者等にこだわらない幅広い採用の仕組みの構築
〇法人の取組
【経営理念】 ご利用者とご家族のプライバシーを尊重し一人一人との信頼構築につとめ、心に寄り添った介護をすることを目的とします。
【ケア方針】 心身ともに安定し穏やかな生活が送れるように支援いたします。
【人材育成方針】 職員一人一人の成長に合わせて、内部や外部での研修を活用し、サービスの向上を図っていきます。
【その実現のための施策】 初任者研修・実務者研修の費用は全額法人で負担・介護福祉士の受験費用の負担、喀痰吸引の受講費用の一部負担を行っている。その他の研修費用は全額負担とします。
介護業務未経験者や年齢、資格の有無にこだわらず、人柄を重視し採用を行っている。
〇資質の向上やキャリアアップに向けた支援
項目の内容
・ 働きながら介護福祉士取得を目指す者に対する実務者研修受講支援や、より専門性の高い介護技術を取得しようとする者に対する喀痰吸引、認知症ケア、サービス提供責任者研修、中堅職員に対するマネジメント研修の受講支援等
・研修の受講やキャリア段位制度と人事考課との連動。
〇法人の取組
・専門性の高い介護技術を取得しようとする者に対し、研修の際に職務を免除したり、費用を法人で負担したりしている。また、喀痰吸引の資格取得に係る費用の一部を法人で負担している。
・研修計画1年分を立てOJTの実施。及びOFF-JTへの参加の取り組み。
〇両立支援・多様な働き方の推進
項目の内容
・職員の事情等の状況に応じた勤務シフトや短時間正規職員制度の導入、職員の希望に即した非正規職員から正規職員への転換の制度等の整備
・有給休暇を取得しやすい環境の整備
〇法人の取組
・職員の事情等の状況に応じた勤務シフトや短時間正規職員制度の導入、職員の希望に即した非正規職員から正規職員への転換(適宜職員から聞き取りしている、実績あり。)
・産前産後の休業・母性健康管理のための休暇・育児時間・育児休業・介護休業等は時間単位で取得可能としている(どれも有給休暇使用)。
・育児短時間勤務の対象を小学校入学前までに拡充し、希望する職員に対しては勤務内容や勤務時間帯などについて、本人と相談し決定している(実績あり)。
・有給休暇の取得状況を定期的に把握し、年間5日以上取得するよう職員に奨励している。また、子供の学校行事等へ参加しやすいよう、直属の上司が職員より情報を収集する。
〇腰痛を含む心身の健康管理
項目の内容
・介護職員の身体の負担軽減のための介護技術の取得支援、介護ロボットやリフト等の介護機器等導入及び研修等による腰痛対策の実施
・事故、トラブルへの対応マニュアル等の作成等の体制の整備
〇法人の取組
・全職員に健康診断を実施し、要精検項目がある職員に対しては再検査・受診するように促している。また、インフルエンザ予防接種の費用の一部法人で負担している。
・ 事故防止検討委員会において、事故やトラブルへの対応マニュアルを作成する。
〇生産性向上のための取組
項目の内容
・「生産性向上ガイドライン」に基づき、業務改善活動の体制構築(委員会やプロジェクトチームの立ち上げ、外部の研修会の活用等)を行っている。
・現場の課題の見える化(課題の抽出、課題の構造化、業務時間調査の実施等)を実施している。
・介護ソフト(記録、情報共有、請求業務転記が不要なもの。)情報端末(タブレット端末、スマートフォン端末等)の導入。
〇法人の取組
・生産性ガイドラインに基づきプロジェクトチームを立ち上げ、内部研修の活用を行っている。
・ミーティングにて課題の抽出を行い、手順書を作成し支援内容のバラつき防止に努めている。
・訪問介護記録については、ケアウィングを活用し携帯端末を利用することで記録時間の大幅な短縮に取り組んでいる。見守りカメラとセンサーの活用することで、無駄のない動き縮減ができる。
〇やりがい・働きがいの醸成
項目の内容
・ ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の介護職員の気づきを踏まえた勤務環境やケア内容の改善。
・利用者本位のケア方針など介護保険や法人の理念等定期的に学ぶ機会の提供。
〇法人の取組
・定期的にミーティングすることで、職員間での意見交換や情報共有することで、働きやすい職場環境の改善に取り組んでいる。
・ケア方針について話し合いを行い、利用者ひとり一人の状態やケア内容について確認し、その他虐待や身体拘束の研修等を行っている。
2. 賃金改善について
介護職員等処遇改善加算を受け、当法人では下記の内容で賃金改善を行っております。
賃金改善項目①
常勤(1週間の所定労働時間が40時間)の介護職員に、6月と12月の期末勤勉手当支給時に処遇改善手当として、夏は基本給の0.5か月、冬は1か月分を支給する。
非正規職員も含め全職員に年1回、定期昇給する。資格を取得した場合には資格加算を支給する。
賃金改善項目②
非正規職員も含め全職員に介護職員等処遇改善加算を支給する。
経験・技能のある介護職員
介護福祉士の有資格者で、勤続5年以上の介護職員(5等級)
夜勤あり 月額5,000円〜100,000円
夜勤あり 月額5,000円〜100,000円
他の介護職員
介護福祉士の資格を有していない者、又は勤続1年未満の介護職員
夜勤あり 月額3,000円〜50,000円支給
夜勤あり 月額3,000円〜50,000円支給
賃金改善項目③
常勤の介護職員及びその他職種の職員に、処遇改善支援手当を支給する。
※就業規則別紙参照
3. キャリアパス要件
キャリアパス要件 I・II
キャリアパス要件 I(任用要件・賃金体系の整備等)
次のイからハまでのすべての基準を満たす。
イ 介護職員の任用における職位、職責又は職務内容等の要件を定めている。
ロ イに掲げる職位、職責又は職務内容等に応じた賃金体系を定めている。
ハ イ、ロについて、就業規則等の明確な根拠規定を書面で整備し、全ての介護職員に周知している。
キャリアパス要件 II(研修の実施等)
次のイとロの両方の基準を満たす。
イ 介護職員の職務内容等を踏まえ、介護職員と意見交換しながら、資質向上の目標及び①・②のうち少なくともいずれかに関する具体的な計画を策定し、研修の実施又は研修の機会を確保している。
[✓] ① 資質向上のための計画に沿って、研修機会の提供又は技術指導等を実施するとともに、介護職員の能力評価を行う。 ※当該取組の内容について以下に記載すること
[✓] ② 資格取得のための支援の実施 ※当該取組の内容について以下に記載すること
ロ イについて、全ての介護職員に周知している。
キャリアパス要件 III
キャリアパス要件 III(昇給の仕組みの整備等)
次のイとロの両方の基準を満たす。
イ 介護職員について、経験若しくは資格等に応じて昇給する仕組み又は一定の基準に基づき定期に昇給を判定する仕組みを設けている。
具体的な仕組みの内容(該当するものの全てにチェック(✓)すること。)
[✓] ① 経験に応じて昇給する仕組み
[✓] ② 資格等に応じて昇給する仕組み
[ ] ③ 一定の基準に基づき定期に昇給を判定する仕組み
ロ イについて、全ての介護職員に周知している。